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JDT betaを利用してJDK8(java 8)対応のEclipse開発環境を作成する[Mac編]

公開日: : 最終更新日:2015/05/02 Eclipse, Java


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「Java 8の新機能について」では、どんな新機能があるか紹介させていただきました。

今後、少しずつですが、新機能の利用方法の説明エントリーを作成していこうと考えております。
当然、テスト駆動な流れのエントリーで、
私テスト駆動が大好きなもので・・・、好きな言葉はTDD、BDDなんですよね。

本エントリーは、それに先駆け、java8(jdk8)&Eclipseの環境を作成する内容となります。

2014年6月30日追記
Eclipse4.4 Lunaが正式リリースされたためJDT betaのインストールは不要となっています。

Mac編と題してますが、Eclipseの環境を作ったことがある方であれば、Windowsでも問題なく環境を作成できると思います。

すこし前までは、JDK 8をサポートした「e(fx)clipse」が公開されていましたが、
現在は公開されておりません。まあよくある話ですよね。
という事で、Java8に対応しているJDTのbeta版を利用してJDK8対応のEclipseの開発環境を作成します。

http://wiki.eclipse.org/JDT/Eclipse_Java_8_Support_%28BETA%29
によると
JDTのリリーススケジュールは

  • 2014/02/21 RC(Release candidate)1リリース
  • 2014/05/07 RC2リリース
  • 2014/05/18 正式版リリース

となっておりますので、今回はRC1を利用します。

本エントリーは、以下の様な流れで記述させていただきます。

  1. 環境と各ソフトのバージョン
  2. JDK8のダウンロードとインストール
  3. Eclipseのダウンロードと各種設定
  4. ラムダ式のサンプルの動作確認

 

1 環境と各ソフトのバージョン

環境は以下の通りです。
OS:OS X(10.9.2)
JDK:1.8.0_20-ea
Eclipse:Eclipse Standard 4.3.2 Eclipse Standard 4.3.2
JDT beta:RC1

2 JDK8のダウンロードとインストール

まずは、JDK8をダウンロードします。

JDK8のダウンロード

ダウンロードページにブラウザからアクセスしてください。

すると画面が以下のように表示されると思います。
スクリーンショット 2014-04-04 12.07.34

「Accept License Agreement」の左にある丸をチェックし、Mac用のdmgをクリックするとダウンロードが開始されます。
スクリーンショット 2014-04-04 12.07.34

JDK8のインストール

ダウンロードしたdmgをダブルクリックしてインストールを開始します。
ボタンを何回か押すだけでインストールできるので、各画面は省略いたします。
スクリーンショット 2014-04-04 12.43.16

何故か不明ですが、OS XではJDK8インストール後の環境変数等の設定は不要でした。
何もしてないのにjava -versionが以下のようになったからそう書いてます。

3 Eclipseのダウンロードと各種設定

Eclipseのダウンロード

https://www.eclipse.org/downloads/にブラウザでアクセスします。

表示された画面の赤枠のコンボボックスで、「Mac OS X」を選択します。
スクリーンショット 2014-04-04 12.28.47

画面が以下の様に変わりますので、「Mac OS X 64 Bit」をクリックします。
スクリーンショット 2014-04-04 12.27.40

するとまた画面が変わり、どこからダウンロードするかの選択画面が表示されますので「[Japan] University of Aizu (ftp)」をクリックしてください。お使いの環境でftpが利用できない場合はその上の「[Japan] Japan Advanced Institute of Science and Technology (http)」をクリックしてください。

ファイルのダウンロードダイアログが表示されますので、「このファイルを保存する」を選択し「OK」ボタンをクリックしてください。
ダウンロードが開始されます。
スクリーンショット 2014-04-04 12.36.57

Eclipseのインストール

ダウンロードが完了したら解凍してください。
解凍するとeclipseフォルダが生成されますので、フォルダごとアプリケーションフォルダに移動してください。

Eclipseの起動

とりあえずeclipseフォルダのEclipseアプリケーションをダブルクリックして起動します。

ワークスペースの場所を聞く画面が表示されますが、とりあえずでデフォルトのままで「ok」ボタンをクリックしてください。
スクリーンショット 2014-04-04 15.13.36

初回起動時には以下の様な画面が表示されます。
スクリーンショット 2014-04-04 15.15.44

以下の赤枠部分をクリックしてください。
スクリーンショット 2014-04-04 15.15.44

するとお馴染みにある画面が表示されます。
スクリーンショット 2014-04-04 15.18.45

JDT BEATのインストール

2014年6月30日追記
Eclipse4.4 Lunaが正式リリースされたためEclipse4.4をインストールした場合は、JDT BEATのインストールは不要です。

Eclipseの日本語化につきましては
「Eclipseのインストールと日本語化とJDK8(Java8)対応[Eclipse4.4とEclipse4.3]」をごらんください。

Eclipesのメニューの[Help]>[Install New SoftWare…]をクリックします。
スクリーンショット 2014-04-04 16.33.49

表示された画面の「Work With」に
http://dist.springsource.com/snapshot/TOOLS/java8/e43
を入力してください。
スクリーンショット 2014-04-04 16.50.31

入力後に「Add..」ボタンをクリックしてください。
スクリーンショット 2014-04-04 16.50.31

「Name」にJDT RC1を指定し、「ok」ボタンをクリックしてください。
スクリーンショット 2014-04-04 16.51.26

中程の一覧にName:「Eclipse Java 8 Support (for Kepler SR2)」が表示されますので、チェックして「Next」ボタンをクリックしてください。
スクリーンショット 2014-04-04 16.53.30

次画面では「Next」を押してください。
スクリーンショット 2014-04-04 16.54.15

最後の確認画面では「Accept・・・」のラジオボタンをチェック後に「Finish」ボタンをクリックしてください。
スクリーンショット 2014-04-04 16.54.22

この後インストールが実行されます。
スクリーンショット 2014-04-04 16.54.29

インストールが完了するとEclipseの再起動が要求されますので、再起動を行います。
再起動が終わるとインストールは完了です。
スクリーンショット 2014-04-04 17.17.01

Eclipseの環境設定

いよいよ、JDK8の設定です。
Eclipseの環境設定画面をメニューより開きます。
スクリーンショット 2014-04-04 15.31.16

JREの設定

実行環境のJREの設定を行うために、表示された画面の[java]>[Installed JREs]を選択します。

選択後の画面は以下の様になります。
以下のように「Java SE 8」が選択し、「ok」ボタンをクリックしてください。
元々選択が選択されていた場合は何もしなくても大丈夫です。
スクリーンショット 2014-04-04 15.34.20

なお、「Java SE 8」の選択肢が存在しない場合は、「add..」ボタンをクリックし、「Java SE 8」のJREを追加する必要があります。
スクリーンショット 2014-04-04 15.34.20

コンパイラの設定

Eclipseの環境設定画面の[java]>[Compiler]を選択します。
下記画像の赤枠の部分の値を1.8に変更し、「ok」ボタンをクリックします。
元々1.8の場合は何もしなくて良いです。
スクリーンショット 2014-04-04 17.22.42

ラムダ式のサンプルの動作確認

OracleのJDK8の公式ベージの「Java SE 8: Lambda Quick Start」
http://www.oracle.com/webfolder/technetwork/tutorials/obe/java/Lambda-QuickStart/index.html
の「Lambda Examples」の先頭に有るサンプルを動かし、本エントリーを終わらせたいと思います。

Javaプロジェクトの作成

LambdaExampleという名前のプロジェクトを作成します。

クラスの作成

RunnableTestという名前のクラスを作成します。
スクリーンショット 2014-04-04 17.47.31

クラスの中身をLambda Examplesの物に変更

前述のRunnableTestの内容で作成したRunnableTest.javaを上書きしてください。

なお、このサンプルの意図は
Java SE 8: Lambda Quick Startの記載によると

In both cases, notice that no parameter is passed and is returned. The Runnable lambda expression, which uses the block format, converts five lines of code into one statement.

だそうです。

今回のエントリーでは実際にラムダ式の説明や使い方までは取り扱いませんので、この引用文のみとさせていただきます。
詳細な説明につきましては「JDK8(Java 8)の新機能のラムダ式の利用方法[その1:概要]」をご覧ください。

確認のための実行

実行するとコンソールに以下の内容が出力されました。

JDK8から利用可能なラムダ式が正しく実行されています。

以上で「JDT betaを利用してJDK8対応のEclipse開発環境を作成する[Mac編]」は終了です。

新機能のラムダ式の利用方法[その1:概要]では、新機能のラムダ式の説明を記載しておりますので、是非ごらんください。


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