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Java超入門 with Eclipse[1:Eclipse環境の作成とEclipseの使い方の説明]

公開日: : 最終更新日:2016/05/21 Eclipse, Java


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「JDT betaを利用してJDK8(java 8)対応のEclipse開発環境を作成する[Mac編]」では、最新のJDK8で動作するEclipseの環境を作成しました。

JDKの最新機能に興味を持たれる方も多いとは思いますが、それよりもまずは基礎を覚えたい!
と思われている方も多いと思います。

という事で、Javaプログラミングの基本を説明するエントリーも作成していこうと思います。
JDK5以前の機能のみの内容で、統合開発環境はEclipseを考えております。

2014年6月30日追記
Eclipse4.4 Luna(Java8正式対応版)がリリースされたため、Eclipse4.4の場合はEclipseをインストールしただけでJava8の新機能が利用可能です。その場合は、Java8のインストールは必要です。

2016年5月21日追記
Eclipse4.6 Mars向けに内容を修正しました。

第一回は、「Eclipseのインストールと簡単な使い方の説明」となります。
本エントリーの内容は以下の通りです。

  1. Eclipseのダウンロードとインストール
  2. Eclipseの使い方の説明

 

1 Eclipseのダウンロードとインストール

「JDT betaを利用してJDK8対応のEclipse開発環境を作成する[Mac編]」をご覧いただき、
環境構築が終わっている方は「Pleiadesのダウンロード」からお読みください。

JDKのインストール

当然ですが、既に利用したいバージョンのJDKがインストール済みの場合はこの作業は必要ありません。

ご利用の環境がMacの場合

Qiitaの「MacにJDKをインストール」が非常に参考になります。

ご利用の環境がWindowsの場合

オラクルのダウンロードページ
にアクセスして、画面の赤枠で囲まれた画像をクリックします。
スクリーンショット 2014-05-01 17.31.43

次に表示されるページの「Accept License Agreement 」を選択いただき、
お使いのWindowsが32bitの場合は「Windows x86」の右側のリンクを
64bitの場合は「Windows x64」の右側のリンクをクリックして、インストーラをダウンロードしてください。
スクリーンショット 2014-05-01 17.32.28

ダウンロード後にJDKをインストールし、環境変数の変更を行います。なおご利用のJDKのバージョンによって環境変数に設定する文字列は変わりますのでご注意ください。

PathにJDKのインストール先のbinフォルダのパス
binフォルダのパス の例:C:\Program Files (x86)\Java\jdk1.8.0_5\bin

同じくJAVA_HOME変数を作成し値をJDKのインストール先フォルダにします。
JAVA_HOMEの値の例:C:\Program Files (x86)\Java\jdk1.8.0_5\bin

設定後にコマンドプロンプト(Windowsの場合)かターミナルで以下のコマンドを実行します。

このコマンドの実行結果と設定した環境変数の値がマッチしていれば設定は成功です。
実行結果が予期する物でない場合は環境変数を見直してください。

以下の結果は1.8.0_25の場合の物となります。

Eclipseのインストール

「All in One Eclipse」ではなく、「Eclipse 4.3 Kepler」をPleiades (プレアデス) を利用して
日本語化するようにします。英語のままで良いという方はわざわざ日本語化する必要はありません。
逆に私としては、英語のままで使って欲しいです。

EclipseとPleiadesのダウンロード

Windows環境で「All in One Eclipse」を利用する場合は、
「Windows環境で「All in One Eclipse」を利用する場合」をご覧ください。

・Eclipseのダウンロード

http://www.eclipse.org/downloads/にアクセスいただくと以下の画面が表示されます。

上記の画面の赤枠部分をクリックすると、利用するプラットフォームの選択肢が表示されますので、ご利用の環境を選択してください。
スクリーンショット 2016-05-21 12.51.44

Windowsを選択した場合の画面
スクリーンショット 2016-05-21 12.54.29

Macを選択した場合の画面
スクリーンショット 2016-05-21 12.54.59

今回は、Windowsの「Eclipse IDE for Java EE Developers 」の64ビット版をダウンロードしてみます。

スクリーンショット 2016-05-21 12.58.23
クリックすると以下の画面が表示されます。赤枠の部分をクリックするとダウンロードが開始されます。
スクリーンショット 2016-05-21 13.01.45

後は、ダウンロードしたファイルを解凍後に生成されたフォルダを適切な場所に移動して完了です。

・Pleiadesのダウンロード
Pleiadesをダウンロードするには、以下のURLにアクセスしてください。
「Pleiades – Eclipse プラグイン日本語化プラグイン」サイトの赤枠の部分をクリックしてください。
スクリーンショット 2016-05-21 13.06.21

画面が切り替りますので、以下の赤枠部分をクリックして必要なファイルをダウンロードしてください。

スクリーンショット 2016-05-21 13.07.49

・PleiadesフォルダをEclipseのフォルダにコピー
ダウンロードしたPleiadesのzipファイルを解凍し、生成されたPleiadesフォルダ配下にある
features、pluginsをEclipseのインストールディレクトリにコピーします。

・eclipse.iniの編集
eclipse.iniの末尾に、以下の値を追加して、保存します。

Windowsの場合

Macの場合

Macの場合、eclipse.iniは、eclipse.appをcontrolキーを押しながらクリックし、「パッケージの内容を表示」を実行後に
表示された「Contents」フォルダの配下の「MacOS」配下に存在しています。
スクリーンショット 2014-05-01 19.55.00

・eclipse -cleanの実行
設定変更を行ったので、その事実をeclipseに知らせるために-cleanオプション指定で、eclipseを起動します。
こんな感じの画面が起動してきたらOKです。-cleanオプション指定の起動は1回のみでOKです。
スクリーンショット 2014-05-01 21.10.12

Windows環境で「All in One Eclipse」を利用する場合

お使いの環境がWindowsの場合で「All in One Eclipse」を利用したい場合は
http://mergedoc.sourceforge.jp/
にアクセスいただき、以下の画像の赤枠のボタンをクリックしてください。
スクリーンショット 2016-05-21 12.43.22

次に表示される画面の以下の赤枠のいずれかかをクリックし、
ダウンロードしたファイルを解凍することでEclipseが利用可能になります。
スクリーンショット 2016-05-21 12.45.18

2 Eclipseの使い方の説明

Eclipseの使い方で、これだけ知っておけば、とりあえず使えるぐらいの説明をさせていただきます。
Eclipseの利用方法についてもおいおい説明させていただここうと考えております。

起動時に表示される「ワークスペース」の選択画面

ワークスペースを複数作成して、任意のワークスペースに複数の任意のJavaプロジェクトを
関連付けるメリットは、ワークスペース毎に実際の製品のコードを分ける等の「コードの分離」や
関係ないプロジェクトが同じワークスペースに存在する事を避ける「関心の分離」
が挙げられると思います。「関心の分離」は厳密的には使い方違う気がしますけど・・・

ちなみにですが、ワークスペースが対応しているパスと
プロジェクトの格納パスの関連性はありません。

ワークスーペースAとワークスーペースBが存在しており
プロジェクトA1とプロジェクトA2がワークスーペースAに属している場合でも
プロジェクトA2が、ワークスーペースBの対応パス配下に存在しても問題はありません。

とりあえず、なんかJavaでプログラム書いてみよう!、ぐらいであればデフォルトのワークスペースで問題ないです。

プロジェクトの作成と簡単なプログラムの作成

プロジェクトの作成方法

「パッケージ・エクスプローラー」を開いた状態で、マウスの右クリックメニューの
[新規]>[Java プロジェクト]を選択してください。
スクリーンショット 2014-05-02 19.39.03

Eclipseのファイルメニューの[ファイル]>[新規]>[Java プロジェクト]を選択しても、同じ操作が可能です。
スクリーンショット 2014-05-02 19.44.42

「新規Javaプロジェクト」画面(Javaプロジェクトの作成画面)は以下通りです。
スクリーンショット 2014-05-02 19.45.53

指定可能な項目は以下の通りです。

設定項目 説明
プロジェクト名 プロジェクト名を指定
デフォルト・ロケーションを使用 デフォルトロケーションを使用しない時にチェック
ロケーション デフォルトを使用しない場合にプロジェクトを格納するパスを指定
JRE 実行時のJREを指定
プロジェクト・レイアウト 詳細は後述させていただきます。
ワーキングセット 複数プロジェクトをワーキングセットに分けて管理したい場合にチェック、プロジェクトフィルタのイメージで表示されるプロジェクトを絞り込めます。

プロジェクト・レイアウトで「プロジェクト・フォルダーをソースおよびクラス・ファイルのルートとして使用」
を選択してプロジェクトを作成すると、srcフォルダが作成されずに、プロジェクト直下にソースが格納されます。
クラスファイルも同様です。

クラスファイルの作成方法

クラスファイルの作成方法の説明の前にプロジェクトを作成してください。
プロジェクト名はsampleとしてください。

次にクラスファイルを作成します。
sampleプロジェクトのsrcフォルダを選択後に、右クリックメニューの[新規]>[クラス]をクリックします。
スクリーンショット 2014-05-02 21.22.22

新規Javaクラスの作成画面は以下の通りです。
各項目の詳細な説明は次エントリー以降で行います。今回は「名前」だけ指定します。
スクリーンショット 2014-05-02 21.27.20

「名前」にHelloWorldと入力して、「完了」ボタンをクリックしてください。
スクリーンショット 2014-05-02 21.38.47

するとクラスが新規作成され、画面は以下の様になったはずです。
パッケージ・エクスプローラーにHelloWorld.javaが追加されており、エディタエリアにHelloWorld.javaの内容が表示されています。
スクリーンショット 2014-05-02 21.41.40

パッケージ・エクスプローラーで注目すべきは、srcフォルダの配下にsampleパッケージが追加され、
その配下にHelloWorld.javaが追加されている事です。

先ほどのクラス作成画面を見直していただければ分かりますが、「パッケージ」にsampleが始めから入力されています。
これがsampleプロジェクトのクラス作成時のデフォルトパッケージとなります。
この値を変更せずに、そのままクラスを作成したので、HelloWorldのパッケージはsampleとなっているのです。

このようにEclipseでは対応するパッケージを作成し、その配下にクラスを表示する仕様となります。
この点についても、詳細な説明は次回以降のエントリーでさせていただきます。

実行可能な.classファイルとそうでないファイル

Javaクラスのコンパイルが成功すると、対応する.classファイルが生成されます。
この.classファイルをjavaコマンドの引数に指定することで、.classファイルを実行することができますが、
厳密には実行できる.classファイルとできない.classファイルがあります。

簡単に説明すると
public static void main(String[] args) メソッドが実装されているクラスファイルから生成した
.classファイルは実行できます。

.classファイルの出力先

.classファイルの出力先は、Eclipseのメニューの[プロジェクト]>[プロパティ]で表示される画面の
左ペインの[javaのビルド・パス]を選択し、[ソース]タブ選択時の画面の下方に表示されます。
スクリーンショット 2014-05-02 22.24.47

デフォルトの出力先はプロジェクトフォルダの直下のbinフォルダとなります。
なお、これも次回以降のエントリーでの説明となりますが、ソース・フォルダー毎に.classの出力先を指定することも可能となっています。

HelloWorldにmainメソッドを追加

.classファイルの出力先の説明を先ほどいたしましたが、Eclipseを使えば.classを意識しなくても.Javaを選択して実行することが可能です。

HelloWorld.javaを以下の内容に変更し、Windowsの場合は「Ctrl」ボタン+sで、Macの場合は「Command」ボタン+「s」で保存してください。

Eclipseは、保存したJavaのコードにコンパイルエラーが存在する場合は問題ビューに
問題の説明を表示してくれますし、実際のコードのどの行に問題が発生しているかも知らせてくれます。
スクリーンショット 2014-05-03 13.01.13

現在発生しているエラーに対しての説明は以下のようになっています。
string を型に解決できません HelloWorld.java /sample/src/sample 行 5 Java 問題

Javaの文字列型は大文字のS始まりのStringですので、修正してみます。
修正後すぐに行の横に表示されていたエラーのアイコンは非表示になりました。
ソースの保存後には、問題ビューに表示されているエラーも無くなりました。
スクリーンショット 2014-05-03 13.07.53

最後に、HelloWorld.javaを実行してみましょう!
パッケージ・エクスプローラーでHelloWorld.javaを選択後に右クリック目メニューを表示し、[実行]>[Javaアプリケーション]をクリックしてください。
スクリーンショット 2014-05-03 13.10.09

HelloWorld.javaが実行され、コンソールにHello World !!が表示されました。
スクリーンショット 2014-05-03 13.12.29

なお、別エントリーとして、Eclipseの全般的な使い方を記載した。
「Eclipseの使い方(Eclipse4.3)」も作成しておりますので、是非ご覧ください。

「Java超入門[2:プリミティブ型(基本データ型)とは]」に続く。


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