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Eclipseの「DBViewer」プラグインの使い方[前編]

公開日: : 最終更新日:2015/05/03 Eclipse


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「HyperSQL」の環境を作成し、Eclipseの「DBViewer」プラグインを利用してSQLを発行してみる
では 「HyperSQL」(「HSQLDB」)の環境を作成し、「DBViewer」プラグインから接続する方法を説明させていただきました。

本エントリーでは、より詳細なEclipseの「DBViewer」プラグインの使い方を説明させていただきます。

実際に例として利用するデータベースは「HyperSQL」となりますので、環境構築に関しては前回エントリーをご覧ください。

本エントリーでは、「DBViewer」プラグインの基本的な使い方の説明をさせていただき。次回のエントリーで少し応用的な使い方の説明をさせていただきます。

「DBViewer」プラグインの基本的な使い方

一般的には以下の3つが良く利用する機能であると言えます。
(粒度がバラバラですが・・・)

  • 接続先データベースの登録
  • データベース定義のインポート・エクスポート
  • 任意のデータベースへ接続してSQLを発行

接続先データベースの登録

データベースの登録方法は前回エントリーでも説明させていただきましたが、本エントリーの趣旨としては必須の内容ですので、敢えて説明させていただきます。

登録を行う前に「DBViewer」のパースペクティブを開く必要があります。
Eclipseのメニューの「ウインドウ」>「パースペクティブを開く」>「その他…」をクリックします。
スクリーンショット 2015-04-06 19.51.53

するとパースペクティブ選択画面が表示されますので、「DBViewer」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
スクリーンショット 2015-04-06 19.52.20

これで「DBViewer」のパースペクティブが表示されます。
スクリーンショット 2015-04-06 20.01.05

既に、「DBViewer」のパースペクティブを開いたことがある場合は、
「ウインドウ」>「パースペクティブを開く」>「DBViewer」からでも開くことが可能です。
スクリーンショット 2015-04-06 19.51.53

本題の登録の説明をさせていただきます。
登録のウィザードを開始する方法は2種類存在します。
1つ目は、「DBツリー・ビュー」の上部の「登録」ボタンをクリックする方法です。
スクリーンショット 2015-04-06 20.03.49

2つ目は、「DBViewerPlugin」を選択し、マウスの右クリックメニューの「登録」をクリックする方法です。
スクリーンショット 2015-04-06 20.08.49

どちらの方法からも同じ登録ウィザードが開始されます。
ウィザードの始めの画面では、データベース定義名、JDBCドライバーを指定します。

データベース定義名は、任意の文字列を指定してください。ご自身がそのデータベースを識別できる文字列であれば何でもOKです。
今回は、「HyperSQL」に接続する定義を登録しますので「HyperSQL」としました。
スクリーンショット 2015-04-06 20.12.25

JDBCドライバーは、データベースが提供しているJDBCドライバーを含んだjarファイルを指定します。
「ファイル」の追加ボタンをクリックするとファイル選択ダイアログが表示されますので、対象のjarファイルを選択します。

なお、既に他のデータベース定義で指定しているJDBCドライバーを指定する場合は「登録済みDriverから選択する」ボタンをクリックすること簡単に選択可能です。
スクリーンショット 2015-04-07 16.40.01

データベース定義名とJDBCドライバーを指定し、「次へ」ボタンをクリックします。
すると以下の画面が表示されます。
スクリーンショット 2015-04-06 20.21.34

各画面項目に接続先DBの情報を入力します。
各項目の説明は以下の通りです。

項目名 説明
JDBC Driver 既に選択しているjarファイルに含まれるJDBC Driverクラスを選択
JDBCタイプ Type4かType2を選択
接続文字列 接続対象のデータベースのJDBC用の接続URLを指定
接続ユーザ データベースに接続する際に利用するユーザを指定
接続パスワード 接続ユーザのパスワードを指定、パスワードを指定していない場合は指定の必要はない
接続スキーマ 実際に利用するデータベースにおけるスキーマを指定、スキーマを利用していない場合は指定の必要はない

今回は、前回エントリーと同様に
接続文字列にjdbc:hsqldb:hsql://localhost/
接続ユーザにSAを指定します。接続ユーザにSAを指定するとスキーマにも同じ文字列がセットされます。
スクリーンショット 2015-04-03 19.54.24

最後に「テスト接続」を行って、設定が正しいことを確認します。
「HyperSQL」が起動していない場合は、前回エントリーをご覧いただき、起動をお願いいたします。

「テスト接続」ボタンをクリックします。
スクリーンショット 2015-04-07 16.27.09

「テスト接続」が成功すると画面上部に「テストに成功しました。」と表示されます。
スクリーンショット 2015-04-06 22.35.06

「テスト接続」が成功した場合は、「完了」ボタンをクリックして、登録を完了します。
スクリーンショット 2015-04-06 22.35.06

これで「DBViewerPlugin」の配下に先ほど登録して「HyperSQL」が追加されました。
スクリーンショット 2015-04-07 16.32.05

データベース定義のインポート・エクスポート

データベース定義のインポート・エクスポート機能を利用することで、他の人が作成した定義を簡単に利用することが可能になります。

データベース定義が1つでは例としてイマイチですので、「HyperSQL」と同じ設定で、定義名(HyperSQL2」)だけ異なる定義を追加しました。
スクリーンショット 2015-04-07 16.42.53

データベース定義のエクスポート

エクスポートは「エクスポート」ボタン
スクリーンショット 2015-04-07 16.42.53

「データベース定義のエクスポート」メニュー
スクリーンショット 2015-04-07 16.48.23

「DBViewerPlugin」選択後にマウスの右クリックメニューの、「データベース定義のエクスポート」
スクリーンショット 2015-04-07 16.49.18
から実行できます。

各メニュー、ボタンをクリックすると以下の画面が表示されます。
スクリーンショット 2015-04-07 16.50.16

シンプルな画面ですので、特段説明は不要かとは思いますが、エクスポートしたいデータベース定義にチェックを入れて「完了」ボタンをクリックすると、ファイルの保存ダイアログが表示されますので、保存先のパスをファイル名を指定し、エクスポートデータを保存します。

2つの定義を選択し、エクスポートを実際に行ってみました。
スクリーンショット 2015-04-07 16.54.00

エクスポートデータはxml形式となります。
実際のファイルは以下のようになりました。

データベース定義のインポート

エクスポートは「インポート」ボタン
スクリーンショット 2015-04-07 17.01.21

「データベース定義のインポート」メニュー
スクリーンショット 2015-04-07 17.01.55

「DBViewerPlugin」選択後にマウスの右クリックメニューの、「データベース定義のインポート」
スクリーンショット 2015-04-07 17.03.03

から実行可能です。
実行すると、ファイル選択ダイアログが表示されますので、データベース定義のxmlファイルを選択します。

先ほどエクスポートしたxmlファイルを選択すると以下の画面が表示されます。
スクリーンショット 2015-04-07 17.05.44

エクスポート画面ほとんど同じですね、インポートしたい定義を選択し「完了」ボタンをクリックすると実際のインポートが行われます。

「HyperSQL」をチェックして「完了」ボタンをクリックしてみます。
スクリーンショット 2015-04-07 17.07.16

インポート後は以下のように表示されました。
スクリーンショット 2015-04-07 17.09.17

「HyperSQLのコピー」が追加されました。同じ定義名の接続先があると混乱するのでちゃんと考えてくれていますね。

任意のデータベースへ接続してSQLを発行

定義済みのデータベースに接続し、SQLを発行する方法の説明をさせていただきます。

定義済みのデータベースへの接続

表示されている接続先の定義名をダブルクリックするか、接続先を選択後にマウスの右クリックメニューを表示して、「接続」をクリックすることで接続できます。
スクリーンショット 2015-04-07 19.01.49

以下の画像は「HyperSQL」に接続した状態の物です。
スクリーンショット 2015-04-07 19.06.09

黄色い人形のアイコンがスキーマを表現しています。スキーマの配下にTABLEとVIEWの階層が存在します。
HyperSQLでは、スキーマを指定せずにテーブルやビューを作成するとスキーマ=PUBLICの所有物となります。

「SQL実行・ビュー」の説明

SQL実行時に利用するのは「SQL実行・ビュー」となります。
スクリーンショット 2015-04-07 19.17.50

「SQL実行・ビュー」が表示されていない場合は、「DBViewer」のパースペクティブを開いた状態でEclipseのメニューの[ウィンドウ]>[ビューの表示]>[SQL実行・ビュー]をクリックすると表示されます。

実行したいSQLは以下の画像の赤枠部分に入力します。
スクリーンショット 2015-04-07 19.17.50

なお、「Ctrl」+「Space」でテーブル名やカラム名の入力補完が可能です。
当然ですが、Eclipseのコードエディタと同じように自動的に入力補完が動作するルールも存在しています。
スクリーンショット 2015-04-08 14.27.51

SQL実行に関する基本的な操作の各種ボタンは以下の画像の通りです。
スクリーンショット 2015-04-07 19.35.35

SQL実行に関する少し応用的な操作の各種ボタンは以下の画像の通りです。
スクリーンショット 2015-04-07 19.59.34

こちらの方は少し補足させていただきます。
前回実行したSQLを表示と、次回実行したSQLを表示とは、実行したSQLの履歴を表示する機能となります。
接続先情報ですが、任意のデータベース定義に接続した段階で、このコンボには、接続先のスキーマ:データベース定義名が表示されます。
他のデータベース定義を参照した段階で、その定義のスキーマ:データベース定義名が表示されます。

実際の動作イメージとしては、データベース定義:HyperSQLに接続した時点ではSA:HyperSQLが表示されます。
スクリーンショット 2015-04-07 20.48.59

次に、HyperSQL2をクリックします。するとこの表示はSA:HyperSQL2に変更されます。
スクリーンショット 2015-04-07 20.51.48

データベースのピン留めを行うとこの接続先情報が変更されなくなり、自分の意志に反した接続先に対する誤発行を防ぐ事ができます。

実際のSQL発行の具体的な説明

「HyperSQL」に接続した状態で
まず手始めに、以下の様なPERSONテーブルを作成します。NAMEがPKってかなり強引ですが・・・

上記のSQLを入力し、実行ボタンをクリックします。
スクリーンショット 2015-04-07 20.58.53

SQL履歴・ビューには、実行したSQLの履歴が追加されましたが、PUBLICのTABLE配下にPERSONは追加されません。
スクリーンショット 2015-04-07 21.03.23

DBViewerでは、DDLのSQLは自動的にDBツリー・ビューに反映されない仕様となっています。
反映するには、更新を手動で行う必要があります。
PULICのTABLEを選択後に、マウスの右クリックメニューを表示し、「更新」をクリックします。スクリーンショット 2015-04-07 21.07.17

これでPERSONが表示されました。
スクリーンショット 2015-04-07 21.21.22

次にレコードをインサートしてみます。
実行するSQLは以下の通りです。

CREATE TABLEの時と同じでSQLの履歴は追加されましたが、画面上にはそれ以外の変化は起こりませんでした。
スクリーンショット 2015-04-07 21.29.09

今度は、SELECT文を発行してみます。

実行後の画面は以下のようになりました。
スクリーンショット 2015-04-07 21.31.43

Eclipseの「DBViewer」プラグインの使い方[基本編]は以上です。


Eclipseの「DBViewer」プラグインの使い方[後編]
に続く


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