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JUnit入門その5[DBUnitの概要説明]

公開日: : 最終更新日:2016/12/05 DBUnit, Eclipse, Java, JUnit ,


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前回エントリーでは「JUnit入門その4[Eclipse4.4のJUnitプラグインとDBUnitの併用(環境構築と基本)]」と題してDBUnitをEclipseで動作させるための環境構築の説明をさせていただきました。

順番が逆になってしまったのですが、本エントリーでは、DBUnitの概要説明をさせていただきます。

本エントリーの内容は以下の通りです。

  1. DBUnitとは
  2. DBUniを利用したユニットテストの概要


1 DBUnitとは

DBUnitの概説

JavaでDB関連のコードのユニットテストを行うためのライブラリです。

一般的にはJUnitと併用することが多いと言え、JUnitとの親和性が高いです。
DBUnitでは、JUnitの4系から導入されたアノテーション(@Before、@After等)を利用することを前提としていますので、違和感なくJUnitとDBUnitを併用したテストケースが実装可能です。

DBUnitで提供されている機能

前提値データをDBにセットアップ可能

XMLやExcelファイルで作成された前提データをDBにセットすることが可能です。
前提値データ(Excelファイル)の作成例は後述させていただきます。

DBUnitがデータをセットアップする時に、DBに登録されているデータと前提値データをどう扱うかは以下のオプションで指定可能です。

オプション 説明
DatabaseOperation.DELETE/td> 前提値データで指定されているテーブルから、前提データで指定されている行を削除する。
DatabaseOperation.DELETE_ALL 前提値データで指定されているテーブルに登録されているデータを全て削除する。
DatabaseOperation.CLEAN_INSERT DatabaseOperation.DELETE_ALL実施後に、前提値データをインサートする。
DatabaseOperation.INSERT 前提値データをインサートする。一意制約違反となるデータが既に登録されている場合は例外が発生する。
DatabaseOperation.UPDATE 前提値データでアップデートする。前提データのキーに対応するデータが登録されていない場合は例外が発生する。
DatabaseOperation.REFRESH 前提値データでアップデートorインサートする。

テスト対象の処理実行後のDBの値を検証可能

期待値データ(前提値データと同じ形式のファイル)を作成し、DBUnitの機能を利用することで、DBに格納されているデータと期待値データが同じであるかを検証します。

値が異なっていればテスト失敗となります。

なお、期待値データに記載されているテーブルとカラムとそれに対応する値のみが検証の対象となります。
検証を行いたくないカラムは期待値データに記載しなればOKです。

少し応用的な使い方をすれば、期待値データに存在するカラムのデータを検証から除外する事も可能となっています。

前提値データの作成例

前提値と書いてありますが、期待値データの作成方法も全く同じです。

例として「USERTBL」、「DEPARTMENTTBL」の2テーブルのデータを含む前提値データを例として説明させていただきます。

Excel、Excelと言っていますが、xls形式であればOpen Officeで作成したファイルでも利用可能となっており、スクリーンショットはOpen Officeで取得した物となっています。

スクリーンショット 2015-03-27 16.11.21

上記の画像の通り、シート名にテーブル名を指定します。
「USERTBL」、「DEPARTMENTTBL」の2テーブルの前提値データですので対応するシートが存在しています。

各シート内で、対応するテーブルのカラムとデータを指定します。
スクリーンショット 2015-03-27 16.13.21

同じように「DEPARTMENTTBL」シートでも対応するテーブルのカラムとデータを指定します。
スクリーンショット 2015-03-27 19.43.51

テーブルのカラムは全て記載する必要はございません。DBにインサート文を発効できる情報さえあればOKとなります。
Not Null制約が付与されたカラム等は、カラムと対応する値を指定する必要があります。

DBUnitが処理するシートの順番は、左から右となりますので、DBで参照整合性を利用している場合はシートの順番を適正にする必要があります。

2 DBUniを利用したユニットテストの概要

DBUniの概要は前述の通りですが、文字だけでは分かりにくいと思いますので、図を利用してテストの流れを説明させていただきます。

検索系の処理のテストの流れ

前提値データを用意し、DBUnitを利用してDBに値をセットアップ後、テスト対象のDBアクセスロジックを利用して検索を実施、JUnitのAssertを利用して検索結果を検証する。との流れになります。

検証時の期待値は、前提値データから明白ですので、値をリテラルで記述します。
スクリーンショット 2015-03-27 20.16.32

更新系の処理のテストの流れ

前提値データを用意し、DBUnitを利用してDBに値をセットアップ後、テスト対象のDBアクセスロジックを利用してDBの更新を実施、DBUnitの検証機能を利用して、DBの値と期待値データが一致するかとの検証を行う。との流れになります。

スクリーンショット 2015-03-27 21.13.41

JUnit入門その5[DBUnitの概要説明]は以上です。

JUnit入門その6[Eclipse4.4のJUnitプラグインとDBUnitの併用(便利に利用するためのユーティリティの作成)]に続く


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